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藤野英人著『投資バカの思考法』の感想とレビュー

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 藤野英人さんの本を紹介するのは、2回目になります。

 1回目は『投資家が「お金」よりも大切にしていること』を紹介しました。

www.hosakunasubi.com

 

 今回紹介するのは、『投資バカの思考法』という本です。

投資バカの思考法

投資バカの思考法

 

Ryoheiさん(Ryohei@元銀行員ブロガー(@ryoheifree)さん | Twitter)もTwitterで、すべての方にオススメと言っています。

 Ryoheiさん、失礼ながらTweetを拝借させていただきます

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 『投資家が「お金」よりも大切にしていること』を紹介した記事でも書きましたが、やはり本書にも藤野さんらしい投資の話が書かれていました。

 

 藤野さんのこの言葉が本当に好きなんです。

投資とは、今この瞬間にエネルギーを投入して、

未来からのお返しをいただくこと 

 この言葉で、私の投資観はがらっと変わりました。

 素敵な考え方に巡り会えたおかげで、今までの「お金稼ぐぜ!」的投資観を恥ずかしく思い、見直すきっかけになりました。

 

 今日は、そんな藤野さんが書かれた『投資バカの思考法』の感想とレビューを書きます。

 

2タイプの人間

 本書で最も印象に残っているのが、2タイプの人間の話です。

 今の日本には「失望最小化人間」と「希望最大化人間」の2タイプがいます。

 そして、失望最小化人間が増殖していることに藤野さんは警鐘を鳴らしています。

 

失望最小化人間 

 本書から引用します。

将来には、必ず失望が待っている…

そう考えているのが、失望最小化人間の特徴です。

 

転職をしても待遇が良くなるかわからないから、このまま我慢する。

人間関係が煩わしくなるからFacebookはやらない。

どうせ損をするから投資はしない。

インフレが起きてお金の価値が減っても、減った分より貯めておけば何とかなるから貯めておく。

 

この考え方をする人間は、未来に対して暗い見通しを持っています

どうせ世の中は悪くなる」と、新しいことにチャレンジしないのが「失望最小化人間」の特徴です。

 

失望最小化人間は、変化を嫌い、動こうとしません

学校や会社と家との往復が中心で、それ以外の世界と関わることが滅多にありません。

彼らは、リスクを取ることを避ける傾向が強くて、非常に保守的な人生観を持っています

株式の保有比率も小さく、アベノミクスの恩恵をあまり受けていません。

 

 ポイントをまとめると、

  ・将来に対して悲観的で、暗い見通しを持っている

  ・変化を嫌い、自ら動くことはしない

  ・リスクを避けがちで、非常に保守的な人生観を持っている

 ということになります。

 

希望最大化人間

 こちらも本書から引用します。

将来は明るい!挑戦したほうが喜びは大きくなる!

そう考えているのが、希望最大化人間の特徴です。

 

自分を成長させるため、そして社会に貢献するため、「自分にできることは積極的に取り組もう」と考えます。

変化を望み、自ら進んで動こうとします

 

現金を貯め込んでも現金の価値は減る一方。

未来に対して投資をしていかなければいけない時代に入っている。

希望最大化人間は、そのことがわかっています。

「何もしないこと=リスク」になると理解しているので、株式投資にも前向きです。

 ポイントをまとめると

 ・将来に対して楽観的で、明るい見通しを持っている

 ・変化を望み、自ら進んで動こうとする

 ・「何もしないこと=リスク」になると理解している

 ということになります。

 

今の日本の現状に警鐘を鳴らす

 こちらも本書から引用します。

でも、こうした考えを持つ人(=希望最大化人間)に対して、「イタイ人」「意識高い系」と揶揄する人が多いのが今の日本です。

「失望最小化人間」は、嫉妬に取り憑かれていて、自分の水準まで他人を引きずり降ろそうとしています。

残念なことに、日本全体で見ると、失望最小化人間(=自ら動こうとしない人)が大多数ではないでしょうか。

特にこの10年で、かつては3割程度だったのが6割くらいまで増えた気がします。

 

あなたはどちらに属しますか。

  はい、もちろん希望最大化人間です。

 すみません、要らぬ合いの手を入れてしまいました。

失望最小化人間は、投資をしません。

儲かって得をすることよりも、損をしないことの方が大事だからです。

 

けれど「投資をしなければ損もしない」という考え方は、短絡的です。

円の価値が下がっていけば、投資や消費をしないことこそ損になるのに、そのことに気付いていないからです。

 

(中略)

 

これからの日本では、希望最大化人間と失望最小化人間、つまり、「動く人」と「動かない人」の格差がさらに拡がります

 ここで、今の日本に警鐘を鳴らしているわけです。

 

感想とレビュー

 私は、失望最小化人間の気持ちがわかります。

 

 だって、失望したくないじゃん?

 失望って、すごい苦しいじゃん?

 苦しいことを最小化して何が悪いの?

 

 うん、すごい共感できます。

 私だって、苦しいことは最小化したいです。

 できれば、傷つかずに生きていきたいです。

 けど、失望を最小化した先に何があるのでしょう?

 「嫌な思いをしなくて済む、自分だけの安全地帯」とかでしょうか。

 

 そこに「楽しさ」「嬉しさ」「喜び」ってあるのでしょうか?

 うん、絶対ないです。

 そんな人生まっぴらごめん

 

 だから、私は希望最大化人間でいたいです。

 希望があれば、苦しくても乗り越えていけます。

 乗り越えた時に「楽しい!」「嬉しい!」と思えれば、それでいいんじゃないでしょうか。

 

 未来は無色です

 あなたのメガネのレンズが澄んでいれば明るくなるし、濁っていれば暗くなります

 

 メガネのレンズを拭いて、希望を最大化していきましょうね。

 

 ちなみに、本書は 2タイプの人間の話がメインではありません。

 先の見えない未来に不安を抱え、身動きが取れない人のために

「何を見て、どう考え、どう決めるのか」を明かした本です。

 もっと深く知りたいと思った方は、ぜひ手にとってお読みくださいませ。

投資バカの思考法

投資バカの思考法